テーマ“第4週目はアート「Wind up ART KYOTO」”の最新記事

麻谷宏さん

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釜山ビエンナーレ、サルージャビエンナーレ、など、数々の国際規模の芸術祭典に招待参加されてこられた麻谷宏さんをお招きし現地制作の舞台裏のお話を中心にお聞きしました。
京都仁和寺の五重塔を作品に取り込み大賞を受賞したり、早くに「五感芸術」という概念を提唱し、お香を素材に匂いの造形作品を発表するなどの話題を常に提供してこられた麻谷さんが、世界の現場で制作する際に、一番大切にしているのが「現地住民や学生と自分の関係を如何に築くか」ですと話される人柄に、「麻っさん!」と皆から親しまれる秘密を嗅ぎ取れた思いがしたインタビューでした。

郭 徳俊さん

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藤波晃さん

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今月のゲストは、元、大阪芸術大学教授、芸術学博士号をお持ちの藤波晃先生をお招きしました。
作家活動だけでなく、市民対象の啓蒙活動を精力的に行ってこられたお話をお伺いしました。大切なことは、学歴ではなく、教養である。教養が大切であるのは、"ゆとりと、はば"をもった生活を可能にするためです。造り手をつくり過ぎ、見る目を持った人間を育成してこなかったツケが、日本の美意識を衰退させたいう自論を熱っぽく語られ、京都人の美意識の特徴は、(1)古い・新しいを問わない、(2)自分の価値基準に照らし合わせて、"上等と安もん"を決める。等々。
芸術のみならず、人としての生き方全般にわたる興味深い話は、開講まじかの"藤波晃の文化芸術講座"でも再聴できるそうです。

鈴木バーナー美恵子さん

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今月は、ドイツに33年間滞在し、主婦と作家二つの顔を両立させてこられた、鈴木バーナー美恵子さんに、一次帰国されたチャンスをとらえ、日本とドイツの文化・習慣・考え方の 違いなどについて、芸術・社会の両面からのお話をお聞かせいただきました。
とりわけ、ヨーロッパで制作活動を行う際には、生活者の視点をふまえたコンセプトが暗黙の了解のもとに必要とされること、そのような体験から、"simple  life" "natural " の2つの命題を自分のコンセプトに制作活動に励んでいるというお話に興味をそそられました。

京都文化博物館 高桑さん

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