今月のゲストは、大学卒業後も作品制作発表活動を維持継続してきておられる3人の現役作家をお招きしました。
山元巌さんは、非常勤講師をしながら、貴志在介さんは、企業のパートタイム社員をしながら、菊池ルイさんは、コンピューターパンチャーのパートタイマーとして、3人3様の経済活動をしながら、現代アーチストとして本来の制作活動を維持し続けてきておられるという共通点をお持ちの方たちです。十分・不十分を問わず与えられた制作環境の下で、自分の作品制作・提示が出来ることが、プロフェッショナルとしての矜持であると答える、3人に共通する点は、日本のみならず、アジア・ヨーロッパでの滞在制作や発表活動の経験という財産をお持ちであることです。
そして、経済条件と、制作時間の制約に関する質問に、3者とも、「忙しい程また制作時間が制約されているほど、頑張って制作ができます。」とこともなげに言い放つ本日のゲストに、これぞアーチスト!!と敬服させられました。